駐車場経営って儲かるの?メリットやデメリットとは?

1.比較的小さい労力で運営できる

土地活用の一つに駐車場経営が挙げられますが、これから検討するのであれば、事前にメリットやデメリットなどについてもしっかりと頭に入れておきたいところです。

メリットとしてまず第一に挙げられることは比較的小さい労力で運営できることが挙げられます。
アパートやマンションとなると物件管理と入居者管理の両方が必要となりますが、駐車場の場合には清掃と敷地内での事故や不正利用への対策などが求められます。

これらは日常的に発生するものでもなく、事故についても管理責任が問われるものは多くないので、労力はそれほどないといえます。
アパートやマンション経営の場合には退去する際に原状回復を行う義務など、トラブルになりやすいことが多いですが、ほとんど労力を消費することなく経営することが可能です。

また近年では運営会社に土地を貸して地代を受け取って駐車場として使ってもらう活用方法もあり、その選択肢は多岐にわたるといえます。

2.投資額が小さく済む

そして投資額が小さく済むとも大きな魅力といえるでしょう。
建物がないことから絶対的な投資額が少なく済み、さらにはコインパーキングを除けば追加となる投資もあまりありません。

収入が予想外になることがあったとしても、支出はそれほど予想外になりにくいことは大きなメリットと言えるでしょう。
初期投資が小さいので自己資金が不足したとしても借入金が少なく済むので、金利の変動に左右される借入金を減らすことにより安定した経営につながるといえます。

また撤退や転用がしやすいことも大きなメリットと言えます。
多くの設備を必要としないので撤退や転用もしやすい土地活用の一つと言えます。

通常であれば利用者に1か月から数カ月前に事前に通知を行ったうえ、現在契約している人たちが次の駐車場を探すための猶予を与えれば中途解約を可能にすることができます。

3.老朽化の影響や災害リスクも小さい

また老朽化の影響や災害リスクも小さいといえます。
老朽化したとしても舗装やフェンスなどの設備だけで、多少のメンテナンスは避けられないかしれませんが、設備の老朽化で賃料が下がることもありません。

災害の被害があったとしても、海沿いや山沿いなどの立地でない限り、緊急避難先として利用されるなど、平坦でかつ建物がないので、災害のリスクも非常に小さいと言えるでしょう。

このようにさまざまなメリットがあるものの、反対にデメリットがあるため注意が必要です。
デメリットの一つ目に土地の運用効率が低いことが挙げられます。

4.土地の運用効率が低い

土地の広さは決まっていますが、最大限の運用効率を手に入れるためにはアパートやマンションのように上方向に収益物を設置していくのが基本となるでしょう。

タワー型のような大きな駐車場は別として、平面や小規模な立体構造のものでは面積当たりの収益率はがくんと下がってしまいます。
アパートやマンションと異なり、性質も投資も全く異なるものであるため、運用効率が低いことをデメリットと考えるほどではありませんが、同じ土地を同じ期間で運用することを考えた場合には、効率が劣ってしまうのは事実です。

そして節税効果が薄いこともデメリットとなるでしょう。
土地を所有している限り固定資産税を支払い続けることになります。

5.需要が減少する可能性がある

駐車場の場合には建物がないため固定資産税が安くなりません。
舗装することによって小規模宅地の評価減を受けられる可能性があるかもしれませんが、固定資産税の軽減率はどうしても大きな差が付いてしまいます。

そして場合によっては需要が減少する可能性があることもデメリットとなるでしょう。
近年では自動車の保有台数が増えているとはいえ、将来的に需要が落ち込む可能性も考えられます。

特に車が生活上必須でない都市部では、需要は大きく減少傾向に進む可能性があります。
このようにさまざまなメリットやデメリットがあるため、これらをよく考えた上で判断するようにしましょう。