「楽園」レポート第1弾


「楽園」レポート第1弾は、作品の舞台となる場所「ハワイ」の大自然についてお送りします!

「楽園」の製作過程で、私達は実際にハワイに行って、様々な土地を廻り、沢山の事を学んできました。今回は、そのときのレポートをご紹介します。ほんの一部ではありますが、私達が体験してきたことを皆様にもご紹介させていただき、劇場でも、よりリアルな「ハワイ」という空間を共有できたら嬉しいです!

 楽園レポート第一弾「ハワイの大自然」

<ハナウマ湾>

①ハナウマ湾こちらは観光地のひとつとしても有名なハナウマ湾。大きな入り江と白い砂浜、澄みきった海に心が癒されます。
水が透き通っているので、肉眼でも色鮮やかな熱帯魚や珊瑚礁がよく見えます。気持ちよく波に揺られているとすぐ隣にウミガメが泳いできました!とても可愛らしくてしばらく一緒にプカプカ浮かんでいると、幸せな気持ちになり、時間の流れを忘れてしまいそうでした。
ここは海洋保護区として利用客にも厳しいルールがあります。だからこそ、この美しさが維持できるのですね。豊かな気持ちで心が満たされる、正にパワースポットです。

<オーデュボンセンター>

②オーデュボンセンター③ハイビスカス

ここは、熱帯雨林が生い茂る自然公園で、物語中に出てくる「レフアの森」のイメージにぴったりの場所。のびのびと育ったダイナミックな木々や森の中に響きわたる鳥のさえずり、体の中からも感じる澄んだ空気に五感すべてが洗われるような神聖な気持ちになりました。

森の中で*レフアの花を発見!! 他にもハイビスカスやタロイモなど、ハワイならではの花や植物がたくさんありました。

④滝森の奥深くにあったこの滝は、主人公星司とレイラーニが最初に出会うシーンのモデルとなった場所です。山の間から流れ落ちる滝、そこからできた沼。大自然の雄大さを感じ、心が安らぎました。滝が落ちて上がったしぶきに月光が当たると夜の虹が出るのだそうです。私達が見に行ったのは昼でしたが、太陽の光で出た虹を見ることができました。月の光で虹が出たら、もっと素敵なんでしょうね。

⑤レフアの花*ところで、「レフア」(写真)とはオヒアという木に咲く真紅の花のこと。同じ植物なのに違う名前を持つ、この花と木には、こんな伝説があります。

 

 

 ☆ハワイ神話:レフア・オヒアの悲恋☆
 あるとき、火の女神ペレがオヒアという青年を見染めて誘惑する。
 しかしオヒアはレフアという恋人がいた為、誘惑に応じなかった。
 それによりペレの怒りに触れたオヒアは木にされてしまい、二度と戻れなくなった。
 レフアは悲しみ嘆き、その涙で洪水が起きるほどだった。
 そんなレフアを可哀そうに思った神々が、レフアをオヒアから咲く花に変え、
 二人は再び一つになることが出来たのだった。

一方で、レフアは女神ペレに捧げられる神聖な花とも言われ、ハワイ島に関するフラを踊る時やペレに祈りを捧げる時にはレイとして身につけます。また、レフアの色〈赤〉はハワイ島のイメージカラーでもあります。

<ワイメア渓谷>

⑥ワイメア渓谷ここは、カウアイ島にある、「太平洋のグランドキャニオン」と呼ばれているワイメア渓谷です。そこには、雨や風によって自然に作り上げられた、神々の彫刻を例えられる壮大な光景が広がっていました。谷底から吹き上げる風はとても冷たかったのですが、その大パノラマに私達は大興奮!!
私たちが登った時には一面の雲と霧で真っ白で、頂上からの景色は残念ながら見ることはできませんでしたが、下りる途中で晴れてきて、岩と岩の間から流れる滝を見ることができました!!!

<シダの洞窟>

ワイルア川を遊覧船で進み、シダの洞窟へと向かいました。洞窟までの道の両側には熱帯植物が生い茂っていて、他の森とはまた違う表情をしていました。

⑦シダの洞窟ここがシダの洞窟です。洞窟の岩肌にはシダの葉が無数に垂れ下がっていました。
ここは、かつて王族の結婚式が行われていたことから神聖な場所であるとされています。2人でここを訪れると幸せになれるという言い伝えがあるため、今でも沢山のカップルが結婚式を挙げているそうです。

シダの洞窟の前では、ハワイのウェディングソングを聴くことができました。
帰りの遊覧船では、ハワイアンミュージックの生演奏とフラ♪♪♪踊ったことのある「フキウラソング」が流れたので、私達も一緒に踊りました。ハワイの風を感じながらのフラは、稽古場で踊るのとはまた違い、とても爽やかでした。

<フラの聖地 ヘイアウ>

ヘイアウ(古代ハワイの神殿)とは、ハワイアンが神々への崇拝と神聖な儀式に造った神聖な場所です。物語の中(1幕)の印象的なフラのシーンはこの神殿で行われる儀式です。ヘイアウは熔岩を積み上げて作られているのですが、形は様々で、それぞれのヘイアウによって用途も違うとのこと。現在もヘイアウには精霊が宿っているとされ、熔岩の中に入っても、石を動かしてもいけないそうです。
いくつかのヘイアウをご紹介します。

●プウ・オ・マフカ・ヘイアウ Pu`u O Mahuka Heiau

⑧ヘイアウ1⑨ヘイアウ1-2

オアフ島にあるこのヘイアウは、立地条件やイメージが物語中に出てくるものと近いため、そのモデルとした場所です。
ノースショアのワイメア湾を望む神聖な丘の上に位置する神殿。規模はオアフ島最大で、長さが約160メートル、幅が約50メートルにもなります。
約300年前に建てられたこの神殿では、主に戦の神「クー」を奉り、戦の前には勝利を祈って、生贄を神に捧げていたそうです。キリスト教の普及により神殿の建物は取り壊されてしまいましたが、土台だけとなった今も、ハワイアンにとってそこは神聖な地であり、現地の人々の信仰を受け続けています。

神殿の先にはワイメア湾を一望できる崖があります。
崖に立つと、目下に広がるのは、豊かな森、キラキラと光る海、遠い日本とつながる水平線、どこまでもひろがる空、次々に表情を変える雲の流れ。湾に向かって開けたこの場所は風が気持ち良くて、いつまでもそこにいたいような気持ちになりました。

 
●ポリアフ・ヘイアウ Poliafu Heiau

⑩ヘイアウ2カウアイ島には、ハワイのどの島よりも多くのヘイアウが残っているそうです。ここは、その中でも比較的大きなヘイアウ。言い伝えによれば、月に1回、夜になると神々がここに集まり、まばゆい光と不思議な太鼓の音、そして神々の笑い声が聴こえたそうです。

 

●ホロ・ホロ・ク・ヘイアウ Holo Holo Ku Heiau

⑪ヘイアウ3こちらはカウアイ島最古のヘイアウ。ここは、かつては草ぶきの神殿に偶像が祀られた神聖な場所だったそうです。ここでは人を生け贄にしていたとされています。

 

 

☆ポハク・ホオ・ハナウ Pohaku Hoo Hanau ☆
⑫石ホロ・ホロ・ク・ヘイアウ(HloHlo Ku Heiau)のすぐそばにある大きな石。「王の誕生」という意味で、この石の傍らで出産をすると、その子は王、または王女になると信じられていました。但し、子供が産まれたら、へその緒をこの石に隠さなければならず、そのへその緒をネズミに盗まれたら、その子は将来盗賊になってしまい、うまく隠し通すことができれば島の王様になれると言い伝えられていました。

ヘイアウの近くの海岸には、小さくて硬い松ぼっくりが沢山落ちていました。
ハワイアンが神様にフラを捧げる神聖な儀式の前に松ぼっくりを素足で踏み、身を清める習慣があるそうです。早速私達も踏んでフラを踊ろうとしましたが、踏むだけで本当に痛くて、生半可な気持ちでは儀式に出ることは出来ないという覚悟を感じる事が出来ました。

 以上、「楽園」レポート第1弾は、ハワイの大自然についてお送りしました。
ストーリーの中でも各所に登場する、ハワイの大自然。星司とレイラーニの出会いのシーンや、神殿での儀式のシーンなどでは、是非このレポートの事を思い出して、壮大な風景を思い描いてみてくださいね!
それでは、次回のレポートもお楽しみに!

Copyright(c) 2011 SUISEI MUSICALCorporation All Rights Reserved.